カサカサな唇の原因は?実は口呼吸?

2017年12月14日

 

冬になると、カサカサになる唇、イヤですよね。

この季節は特に空気が乾燥していますので、

リップクリームはかかせません。

カサカサしているのを通り越すと、ひび割れのようになり、

出血したりして、お食事の時にしみて痛くなったりします。

そうなる前に、対策していきましょう。

市販されているリップクリームももちろんよいですが、

おすすめなのは、「白色ワセリン」です。

当院でも使っています。

患者様がお口を開けるとき、乾燥していて

唇がひび割れてしまいそうな時は、

塗ってさしあげています。

あまり塗りすぎると、ベタベタしてしまうので、

薄くぬるのがポイントです。

薬局やドラッグストアでも手軽に手に入ります。

しかし、唇の乾燥は、意外に空気の乾燥だけが原因ではない方もいます。

それは、「口呼吸」をする方です。

鼻で呼吸しないでお口で呼吸すると、唇は乾燥してしまいます。

また、お口で呼吸するとお鼻のように鼻毛などのフィルターの役目をするものがないので、

直接のどに外部の菌が付着しやすいのです。

よってカゼにもかかりやすくなります。

「口呼吸」はあまり良い事がありません。

お口に関しても、むし歯や歯周病になりやすくなるんです。

お鼻で呼吸することは、全身的にもお口の中に対しても、

とても大切なんですね。

お鼻でしっかりと呼吸、そして唇は乾燥防止でぴかぴか!

乾燥対策をしっかりして、寒い冬を乗り越えましょう。