***副院長日記***

2017年05月20日

こんにちは、副院長の馬場美喜子です。

 

先日は幼稚園の検診に行ってきました。

1年に1度、約200名 3歳~6歳の園児のお子さんたちを検診するわけですが、

「今年はどんなお子さんたちかな?元気いっぱいかな?」と

可愛いお子さんたちに会えるのを、毎年ドキドキして楽しみにしています。

 

近年の傾向として、お子さんたちのむし歯の数は減っています。

今のお母さん、お父さん世代が子供だったころと比べると、

むし歯がある子供が少なくなったと言われています。

「学校保健統計調査」によると、

幼稚園児の場合、1972年をピークに「むし歯」の数は減り続けています。

2016年は、むし歯のある幼稚園児の割合が全体の21%というデータもあります。

 

では、なぜ子供たちのむし歯が減ったんでしょう?

 

理由としては・・・

小児歯科が増えて治療がしやすくなったこと、

歯ブラシの習慣化、むし歯予防の意識が高まったこと、糖分摂取量の減少などが考えられます。

 

幼稚園や、学校での検診の内容も昔とずいぶん変わりました。

ばば歯科医院では、幼稚園や学校の検診を十数年の間、

毎年行っていますが、最初の頃と比べると

歯科検診の内容項目がかなり増えてきています。

 

むし歯があるかどうかのチェックはもちろんですが、

お口の中全体を幅広く、検診するようになってきました。

 

たとえば、歯肉の状態、歯並び、歯の過不足、噛み合わせが悪くないかどうか、

また、指しゃぶり、爪かみなどのクセがないかもチェックします。

 

昔とくらべて項目が増えているという事は、

世間一般にむし歯予防やお口の中に対しての意識が高まっているということです。

これはとても素晴らしいことですね!

 

さて、今年の幼稚園や学校での歯科検診、

みなさん終わったかな?

どうだったかな?

 

症状がないうちに、ぜひ早めに歯医者さんでみてもらいましょうね。