フッ素の上手な使い方

2017年04月03日

前回のおたよりで、再石灰化をうながすにはフッ素をつかうと効果的だというお話をしましたね。 では、フッ素をどうやってつかうといいのでしょうか?

 

フッ素でむし歯予防

 最もなじみのある使い方としては、フッ素入りの歯磨ペーストを使う方法だと思いますが、市販のフッ素入り歯磨き粉は薬事法の関係で十分な濃度がない物が殆どですので、歯医者さんで処方してもらうとよいでしょう。

そのほかにも、フッ素を日常使用するためには、うがい薬もあります。あるいは、口の中にスプレーするもの、フォーム(あわ)を歯ブラシに付けて磨く製品等があり、これらは薬局で市販されています。 フッ素の上手な使い方に関しては、14歳ぐらいまでは、虫歯になりやすい時期であり、この時期にフッ素を使ってむし歯を予防することが非常に重要になります。

 

フッ素を使うことで、

1、再石灰化をうながすほかに、

2、むし歯になりにくくなる

3、むし歯菌が酸を作るのをじゃまする

4、抗菌作用がある

などの効果があります。

 

〒400-0811 山梨県甲府市川田町537-1(石和温泉駅より徒歩20分)

ばば歯科医院  院長 馬場 清