むし歯のできやすい場所とは?(その1 歯と歯の間のみぞ)

2017年07月08日

 むし歯の出来やすい3つの「みぞ」があるのをご存知ですか?

今回はその3つの「みぞ」について数回にわけてお話していきます。

 

むし歯の原因は歯垢(しこう)バイオフィルムのなかのバイキンが出す酸です。

でも、歯垢がたっぷりついているからといって、

そこがむし歯になりやすいとはかぎりません。

むし歯のできやすい場所は「みぞ」なんです。

 

その1 歯と歯の間の「みぞ」

実は全てのむし歯のうち約半数以上は歯の間にできるむし歯です。

とくに多いのが歯と歯の間が強くこすれあう奥歯と奥歯の間です。

 

歯と歯の間の汚れをとるには糸ようじ(フロス)がおすすめです。

残念ながら、歯ブラシだけでは、歯と歯の間のよごれはとりきれません。

 

フロスはできれば指に巻きつけるタイプのものがいいですね。

よく見かける弓のような形のフロスもありますが、それはあまりおすすめしていません。

なぜなら、歯肉を傷つけてしまいやすいというのと、

奥歯の間に入りにくいという欠点があるからです。

しかし、指に巻きつけるタイプのフロスはなかなかのコツがいります。

でも、慣れてくればとっても手軽に使えるんですよ。

 

ぜひ、指に巻きつけるタイプのフロスを

みなさん挑戦してみてください!

すっきりと汚れが取れて気持ちいいですよ。

 

次回は、「むし歯のできやすい場所とは?(その2 奥歯のみぞ)です!」

お楽しみに!!!