歯を抜かないためにできること~セカンドオピニオン~

2019年03月16日

以前こちらで、「歯を抜かないためにできること」について

お話させていただきました。

歯医者さんで「歯を抜く」ことになる原因を

いくつかあげました。

今回は、歯科においての「セカンドオピニオン」について

お話したいと思います。

 

まず、「セカンドオピニオン」とは・・・

簡単にご説明すると、

主治医以外のドクターに、病状の診断や治療方法などについて意見をもらうことです

ただ注意したいのが、

すべての病院で「セカンドオピニオン」を受け入れているとは限らないようです。

受診時には、前もって病院に確認しておくと良いと思います。

 

歯科においてよくある「セカンドオピニオン」は

「歯医者さんにこの歯は抜かなければならないと言われたけれど

本当にそうなのか?まだ助かるのでは?」といった時に

別の歯医者さんにセカンドオピニオンをお願いするということがあります。

また、「歯を抜くのはしょうがないけれど、インプラントは埋められないと言われた。」

「本当にそうなのか?入れ歯しか方法はないのか?」という不安を抱きながら

当院におみえになった患者様もいらっしゃいました。

 

「セカンドオピニオン」の良いところは、

複数の先生から、診断をしてもらい、治療方法を提案してもらえるところです。

それぞれの先生から別の治療方法が提案された場合は、患者様にとっては

治療の選択肢が増えることになるので良いことですね。

しかし、注意していただきたいのが、

それぞれの先生が必ず異なる治療法を提案してくれるとも限りません。

皆、先生が同じ意見、同じ治療方法を提案するということもありえます。

 

そして、いろんな意見を先生方に聞いた結果、

最後に治療方法を決めていただくのは、患者様ご自身になります。

ご自分の大事な体のことです。

説明でわからないところは、遠慮なく先生に質問し、

納得の上、治療に入りましょう。

 

ご自分のお口のなかの健康は、全身にもつながっていき影響も大いにあります。

健康が一番! いきいきとした毎日を過ごしたいですね。